遭遇は日常の中に

アロゾンビ が あらわれた!

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もう完全にモンスター。
足元というか根元、なんでこんなになっちゃってるの。

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足元拡大図。
転がってる栗が武器みたいで恐ろしい。


昼間ならともかく、夜にこれと出会ったら相当怖い。

そして何より、わたしがいつどこでこいつと遭遇したのか全く思い出せないのが一番怖い。

生命力を誇るアロエだって植物だ。
枯れることもある。

でも、枯れてなお、そのフォルムは失わない。

そのしぶとさと、おどろおどろしい見た目に敬意を表して、こういうのはゾンビタイプと分類したい。
分類してどうするんだって気もするけど。

あと、近所のアロエを見てると「あれ、こいつ前はゾンビだったのに青々と繁ってる……!」と思ったことが何度かあったので、もしかしたらアロエ自体が、冬場に一旦枯れたように変色しても、復活する性質があるのかもしれない。
別に調べようとも思わないけど。

アロエに関しては、観察対象としてはとても面白いんだけど、詳しくその生態を知りたいかというとそうでもない。


むしろ、謎は謎としてとっておきたい。

もはや別の植物

アロエが他の植木植物と大きく違う点、それが「葉をポキポキ折られる」ことだと思う。

火傷や怪我に、または美容液として、時折アロエを折るユーザーは多い(はず)。
そういう意味ではアロエは鑑賞用の植木というより、実用のハーブに近いのかもしれない。

そして、ポキポキと折られていった結果、こうなる。


太い葉は折られ、それでも持ち前の生命力で伸びて繁り、まるで椰子の木のよう。
もはやこれは「椰子の木型」と呼びたい。

持ち主から頼られ、(たぶん)愛されている、都市型アロエの、ひとつの幸せな進化形なのだと思う。