深川の名建築、村林ビルを見に行った
村林ビルが取り壊されるとの噂をtwitterで聞いたので、真偽のほどは分からぬけれどこりゃいかんと見てきた。
問答無用にかっこいいエントランスの装飾
村林ビルについてはこちらが詳しい↓
昭和3年(1928年)竣工、設計は関根要太郎。
このあたりは東京大空襲の被害が特に甚大で、一面焼け野原になったエリアなので昭和初期の建築が残っているのはとても珍しい。
……で、そんな知識はあってもなくても伝わってくるかっこよさ。
全景
エントランス
見てのとおり、足元にはパイロンが置かれ、人の気配もなかったので本当に壊されるかも……という雰囲気。
上記でリンクしたサイトだと、隣に味のある民家があったけどここはすでに更地になっていた。
ダンメンくっきり
反対側も更地で駐車場になってたから、最終的には大きなマンションでもできるんですかね。
壁面タイルと同じ色に塗られた配管と、そのまんまの室外機がかわいい
エントランス左、小さなでっぱりがある。これは照明かなにかがあったのだろうか。
覗くとサボテンがちょこんといた。かわいい。そしてせつない。
このあたり(江東区佐賀町)はちょっと歩けばオフィス街なんだけど、下町オーラがビシバシ出ていてとても楽しい。
だから当然、いる。
やっほー
寄ってみた。ちまっとした並びがとてもかわいい。
げんきげんきー
いるっていうかワッサワサ
アップ。一応鉢に入っている
このひとたち、いつごろからここにいるんだろう。
幻惑のアロエアイランド、初島
伊豆にはアロエがわさわさ繁っていてユートピアだと聞いているけど、近隣なだけあって熱海も熱かったYO!という話。
もうだいぶ前だけど、ある夏の日に熱海港から船に乗って初島に行きました。
どーん。
船着き場からすぐでこの有様。
料理屋が並んだエリアがあり、そこでごはんを食べたんだけども、裏手のお手洗いを借りたらいました。
ばーん。
後ろを振り向いてもいる。
じゃーん。
どこだかわかる?
答え:道路沿いのやつぜんぶ。
この生命力。
繁りすぎて刈られることもあるけど、
それでも元気。
ひと枝持って歩いたりもして。
遠くからでもわかるかたまり。
ここが桃源郷なのかな。
圧巻。
わかるか?これ全部アロエなんだぜ。
下から見たらこんなである。
小さくてかわいいのもちゃんといる。
今回は旅行のついでだったけど、いつか本気のアロエ撮りに来たい。
そしてまだ見ぬユートピア、伊豆への想いは募るばかりだ。