深川の名建築、村林ビルを見に行った
村林ビルが取り壊されるとの噂をtwitterで聞いたので、真偽のほどは分からぬけれどこりゃいかんと見てきた。
問答無用にかっこいいエントランスの装飾
村林ビルについてはこちらが詳しい↓
昭和3年(1928年)竣工、設計は関根要太郎。
このあたりは東京大空襲の被害が特に甚大で、一面焼け野原になったエリアなので昭和初期の建築が残っているのはとても珍しい。
……で、そんな知識はあってもなくても伝わってくるかっこよさ。
全景
エントランス
見てのとおり、足元にはパイロンが置かれ、人の気配もなかったので本当に壊されるかも……という雰囲気。
上記でリンクしたサイトだと、隣に味のある民家があったけどここはすでに更地になっていた。
ダンメンくっきり
反対側も更地で駐車場になってたから、最終的には大きなマンションでもできるんですかね。
壁面タイルと同じ色に塗られた配管と、そのまんまの室外機がかわいい
エントランス左、小さなでっぱりがある。これは照明かなにかがあったのだろうか。
覗くとサボテンがちょこんといた。かわいい。そしてせつない。
このあたり(江東区佐賀町)はちょっと歩けばオフィス街なんだけど、下町オーラがビシバシ出ていてとても楽しい。
だから当然、いる。
やっほー
寄ってみた。ちまっとした並びがとてもかわいい。
げんきげんきー
いるっていうかワッサワサ
アップ。一応鉢に入っている
このひとたち、いつごろからここにいるんだろう。